金融庁より、2023年の開示の好事例集が公表されました。
（「記述情報の開示の好事例集」リンクPDF）
投資家が求める情報開示と、好事例がまとめられていて参考になります。
特に、サスティナビリティや人的資本開示については事例として参照いたしました。
例えば、気候変動に関する開示に苦慮される企業は多いようですが、組み立て方のパターンとして参考になるのではと思います。
環境の変化や企業に求められる社会的責任はいずれもコストやリスクではありますが、一方で、このような経営環境の変化を、いかに自社の機会として率先して取り組んでいるか、経営方針や戦略が問わており、単なる開示にとどまらないことが良く理解できます。
しかしながら、現場サイドとしてはこれらを定量化するなど、大変難易度の高い実務が求められるものと存じます。